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ガルバリウム鋼板の外壁

前回のコラムでは外壁の色についてのお話をしました。今回は、人気の外壁「ガルバリウム鋼板」についてのお話です。
 
最近よく見かけるようになったガルバリウム鋼板の外壁の家。ガリバリウム鋼板て??という方もいらっしゃるかと思いますが、最近増えてきているのできっと見かけたことはあるかと思います。
ガリバリウム鋼板の外壁はスタイリッシュで洗練された印象を与えてくれ、そして錆びにくく長持ちするということで今、人気の外壁。そんな最近選ばれるご家庭が増えてきたガリバリウム鋼板のメリットとデメリットをご紹介したいと思います。
 
まずその前に、ガルバリウム鋼板について。ガルバリウム鋼板とは、アルミニウム、亜鉛、シリコンからなるアルミ亜鉛合金メッキ鋼板のことで、従来の金属メッキのように劣化したり色落ちたり錆びたりすることない金属メッキを加工した素材です。もう少し詳しくお話しますと、防食作用のある亜鉛と保護作用のあるアルミニウムを組み合わせることにより出来上がったのが「ガルバリウム」です。

アルミニウムの持つ保護作用は、亜鉛が溶けてしまった穴を埋めることができるので、亜鉛の持つ防食作用とサイクルして「自己修復作用」を備えることになり、これにより長期間でも錆が拡大しにくく、耐久性の優れたものになり、多くの人が採用するようになりました。
◎ガルバリウム鋼板のメリット

・耐久性に優れている(正しくメンテナンスを行えば40年以上の耐久も期待できる)
・錆びにくい
・防水性が高い
・軽量なので耐震性が高い
・断熱性に優れている(断熱材一体型のガルバリウム鋼板の場合)
・遮音性に優れている(断熱材一体型のガルバリウム鋼板の場合)
・シンブルかつスタイリッシュな印象を演出
・改修時にかかる費用と時間が抑えられる
・汚れが付きにくい
◎ガルバリウム鋼板のデメリット

・コストが若干高め(ストレートや窯業サイディングよりも若干高い)
・表面のメッキが薄いため、傷がつきやすい(特にマットカラー)
 → 傷がついたまま放置すると錆びてしまう
・凹みやすいものもある。厚みのあるものや波型を使用するなど対策はあります。
・デザインのバリエーションが少ない
・断熱材一体型ではないガルバリウム鋼板の場合は、遮音性の問題がでてくる
メリットとデメリットをお伝えしましたが、シンプルでスタイリッシュで飽きのこない外壁でもあるガルバリウム鋼板は、建物への負担が減りますので長い目をみても検討してみる価値があるかと思います。軽量なため、毎年起きる起きると言われている地震の対策にもなります。ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?
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