噂の「おいしい給食」の2025年の映画を観ました。
ドラマ「おいしい給食」の話を何度か聞いてはいたのですがあまり興味がなく…。そんな中、たまたま再放送を見る機会があり、見てみたら…やだ、面白いではないですか。
舞台は80年代の中学校。給食が好きすぎて、給食のために教師になった数学教師・甘利田幸男が、毎日給食のために学校へ通います。威厳を保つために厳しい先生のふりをしますが、給食の時間になると、気持ち悪いほどの給食愛をさらけ出します。同じく給食大好きな生徒がいて、二人は「どちらが美味しく給食を食べられるか」を競い合う日々…。
内容だけ聞くとしょうもない話のようですが、昭和の給食を経験した人にはとても懐かしい。登場する先生たちの髪型や服装、駄菓子など、昭和の時代が丁寧に再現されているので、面白くて懐かしい。見事にハマってしまいました。
そしてただ面白いだけでなく、心に響く名言も多いのです。甘利田先生のふざけた給食の食べ方に隠れてしまうこともありますが、実は結構いいことを言っている。揺るがない給食愛、まっすぐに思う気持ち、変な人と思われるのですが、最終的にはみんなに愛されている存在。それが甘利田先生。
今年の映画版では、生徒たちの成長や、ドラマでは描かれない修学旅行など、特別なエピソードも盛り込まれていて見どころ満載です。劇場内では、甘利田先生のファンが「くすくす」「ふふっ」と笑いをこらえきれず声に出してしまうほど。とても楽しい映画でした。
次回に続きそうな終わり方なので、次回作も楽しみにしたいです。
おいしい給食
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